伴走する専門職の方へ
セッションのあいだの毎日に、
内省の習慣を。
リフクラは、朝と夜の5分、AIの問いに答えて短く書く内省アプリです。 書いた言葉は本人だけの記録として静かに貯まり、自分の気持ちや考えを見つめる習慣を育てていきます。
コーチ、カウンセラー、キャリアコンサルタント、研修講師。 人の心と向き合う仕事をされている方に、セッションとセッションの間—— クライアントが一人で過ごす時間を支える道具として、ご紹介するページです。
クライアントに勧めるかどうかは、ご自身の目で確かめてからで構いません

セッションの外の毎日を、どう支えるか。
セッションが週に1時間なら、次の回までの間には、およそ168時間の日常があります。伴走の仕事には、この時間の長さに由来する難しさがあるのではないかと思います。たとえば、こんな場面です。もし思い当たるものがあれば、で構いません。
- セッションで生まれた気づきが、日常に戻ると少しずつ薄れていってしまう
- 渡した宿題やワークシートが、忙しさの中で続かないままになる
- 次のセッションの前半が、「その後どうでしたか」の近況確認に使われていく
- 変化が起きるのはセッションの外の日常なのに、その日常には手が届きにくい
これらは、腕の問題ではありません。セッションという形式が、クライアントの時間のごく一部しか扱えないという、形式そのものの性質だからです。私たちも、同じ場所に課題を見てきました。
セッションの質を高める研鑽は、専門職の世界で積み重ねられてきました。リフクラがお役に立てるとしたら、セッションの間の毎日を支える、道具の側です。
リフクラは、セッションを代替しません。セッションの間を耕す道具です。
クライアントの手元では、朝と夜の小さな書く時間が積み重なっていきます。その言葉は本人の記録として貯まり、次のセッションに持ち込む材料になります。 クライアントが自分の言葉を持って現れれば、セッションは近況確認からではなく、深いところから始められます。
とはいえ、クライアントの毎日にAIを置くとなれば、そのAIが何を言うのかを確かめたくなるのではないでしょうか。自分の関わり方と違う方向づけをされないか。クライアントの心を、軽々しく扱われないか。ここからは、その問いへの私たちの答えです。
リフクラのAIは、書かれた言葉にあらわれる感情に寄り添いながら、問いかけ、フィードバックを返すように作っています。 同時に、AIにわかることには限界がある——人の心の深いところを扱えるのは、これからも人だ、ということを前提にした設計です。 だから、リフクラのAIには大切にしていることが3つあります。
寄り添って、問いかけます
書かれた言葉の気持ちを受けとめ、労いとともに次の問いを差し出します。決めつけずに、本人が自分の言葉にたどり着くのを支えます。
方向づけをしません
書き終えたところで一言添えることはありますが、「〜すべき」という断定や、方針の提示はしません(断定表現は設計として禁じています)。クライアントの日常に「もう一人のコーチ」は現れず、あなたの介入方針とぶつからないようにしています。
説教をしません
書かれた言葉を裁かず、否定せず、正解へ誘導しません。問いは短い書き出しから始められる形で差し出し、書くことそのもののハードルを下げます。
一人で書く内省が、反芻や自己批判に傾きうることは、専門職の方々が指摘されてきたとおりです。 リフクラの問いは、その方向に向かいにくいように設計しています。書かれたことを否定しない、裁かない、短い書き出しから始められるようにする。 この設計で足りているかどうかは、言葉でお約束するより、専門職の目で確かめていただくのが早いと考えています。無料の範囲で、ご自身の内省にそのまま使えます。 そして、使ってみて感じたこと——問いの質、危うさ、物足りなさ——を、率直に聞かせてください。専門職の方の目は、この道具を育てる力になると本気で考えています。
問いの設計は、国際的な対話技法ORIDを「意味」で拡張したリフクラ独自のフレームワークORIMDに基づき、対面のワークショップでの実践を重ねて磨いてきたものです。リフクラの開発・運営は株式会社TIELECが行っています。運営者の情報は特定商取引法に基づく表記からご覧いただけます。
「セッションの間に、何をしてもらえばいいか」。リフクラの答えは、この3つです。
宿題やワークシートの代わりに、クライアントの毎日に置いておける形にしました。3つとも、いま実際に動いている機能です。開発予定の機能は、このページに載せていません。画面はすべて実際の画面のイメージです。
01|日々の内省習慣
朝と夜の5分が、セッションに持ち込む言葉をつくります
朝と夜のチェックイン・チェックアウトで、感情を選んで短く書きます。深めたい日は、AIの問いに答えて進む15分のセルフリフレクションへ。 書かれた言葉は本人の記録として貯まり、クライアントの側に、セッションで話したいことばが育っていきます。
02|人生ナビ・夢サポ
定番のワークを、クライアントのペースで書き進めてもらえます
人生ナビは、好きなこと・得意なこと・ありたい姿などを書き出していくキャリアの棚卸しです。夢サポは、目標の設定と振り返りを年・四半期・月の単位で繰り返す枠組みです。 面談やセッションの場で長く使われてきた定番のワークと同じ型を、クライアントが面談の間に自分のペースで書き進められます。面談の時間は、書かれたものを深めることに使えます。
03|ペアリフレクション
クライアントとの2人セッションにも、そのまま使えます
二人で同じセッションをリアルタイムに共有し、AIが出す問いの候補から選んで進める、2人の内省ワークです。 専門職の方がサポーター(問いを選んで支える役割)、クライアントがプレイヤー(問いに答える役割)に入れば、セッションの進行にそのまま使えます。 回答は画面に同期して記録に残るため、メモを取り続けなくても、相手の話に集中できます。
まずは、クライアント1人との1回のセッションから試せます。
ペアリフレクションは無料プランでも使えるため、シートを契約する前に、二人で1回進めてみてから判断できます(無料プランでは、過去の履歴の閲覧とAIフィードバックの利用に制限があります)。
各機能の使い方は使い方ページ(画面イメージつき)でもご覧いただけます
使っている人の、飾らない言葉です。
クライアント側の体験がどんなものになるかは、使っている本人の言葉がいちばん正直だと思います。AIとの対話の機能を旧版のころから使ってくれている利用者の声を、脚色せずそのまま載せます。
「自分を振り返ることができるようになりました。とてもよくまとめられておもしろいです。」
「『リフクラ』は自分の思いを簡潔にまとめることができるので便利だと感じました。やってみると楽しいし、新しい気づきを得ることができます。」
劇的な変化の証言ではありません。「振り返ることができるようになった」「新しい気づき」——この温度の言葉が日常から生まれてくることを、私たちは大事にしています。
専門職のあなたにも、クライアントの記録は見えません。
内面を記録する道具をクライアントに勧めるなら、その記録が誰に見えるのかの確認が先になります。クライアントを守る立場として、当然の順番だと私たちも考えています。 リフクラの答えはこうです。記録は本人だけのもので、シートを配った専門職の方にも見えません。見えないから、クライアントは正直に書けます。 そして、書いたことのうち何をセッションで開くかは、クライアント自身が決めます。 守秘と自己決定の尊重という、専門職の倫理と同じ側に立つ設計です。
| 確認いただきたい項目 | リフクラの設計 |
|---|---|
| クライアントの内省の記録 | 本人だけが読めます。データベースの行レベルセキュリティ(RLS)により、シートを配った専門職の方を含め、本人以外がアクセスする経路は構造的に存在しません。 |
| シートの管理画面で見える情報 | 氏名・メールアドレス・シートの割当状態・招待の承諾状況だけです。利用の頻度や記録の中身は見えません。 |
| ペアリフレクションで共有される情報 | 相手に共有されるのは、その場のセッションでの回答だけです。日々の記録が相手に見えることはありません。 |
| 記録の帰属 | 記録の権利はクライアント本人に帰属します。シートを配った側から、その開示や削除を求めることはできません。契約が終わったあとも同じです。 |
| 参加の決め方 | 参加は、クライアント本人が招待を承諾することで始まります。本人の意思に反して参加や記録の作成を強制することはできない決まりです。 |
この開示範囲は、ページ上の説明にとどまりません。利用規約 第24条(企業・組織契約)で、契約条件として明文化されています。
あわせて、リフクラにできないことをお伝えします
道具の限界を知らないまま勧めることは、私たちも望みません。次の3つは、リフクラの守備範囲の外にあります。
危機対応はできません
自傷他害のおそれがあるなど、危機的な状態にある方の支えにはなれません。危機の場面はアプリの守備範囲の外にあり、専門職の方と専門機関の仕事です。
診断・治療はできません
リフクラのAIが生成する内容は、医療・心理・法律などの専門的助言に代わるものではありません。この線引きは利用規約にも明記しています。
深い関係性の仕事はできません
信頼関係の中でしか起きない変化を、道具は代替できません。リフクラが扱えるのは、書くことと、問いに向き合う時間までです。
この線引きを含めて、使うかどうかをご判断いただければと思います。クライアントによっては「使わない」が正しい判断になります。私たちは、その判断も尊重します。
コーチ、カウンセラー、キャリアコンサルタント、研修講師。それぞれの始め方です。
お仕事の形によって、最初に確かめたいことは違うものです。入り口を分けてご案内します。
独立コーチの方
クライアントが、変化を自分の言葉で語れるようになります。
コーチングの成果は、数字では証明しにくいものだと思います。それでも、クライアント自身が「変わってきた」と自分の言葉で言えることは、何よりの証明であり、伴走が続く理由になります。日々の内省はその言葉を育てます。シートをまとめて購入して配れば、「セッションの間の内省」までをご自身のサービスに含められます。
カウンセラー・心理職の方
安全の線引きから、ご確認いただけます。
確かめずに勧められない、というのが誠実な順番だと私たちも考えています。記録がご本人以外に見えないこと、危機対応・診断・治療はできないことを、このページの開示と限界のセクションにまとめています。確かめた結果として「このクライアントには使わない」というご判断になるなら、その判断を尊重します。
キャリアコンサルタントの方
面談が終わったあとも、相談者の手元に習慣が残ります。
1回の面談でできることの少なさは、面談という形式そのものの制約です。人生ナビ(キャリアの棚卸し)と夢サポ(目標の設定と振り返り)は、面談の場で使われてきたワークと同じ型を、相談者が自分のペースで書き進められる形にしたものです。面談の前に自己理解が進み、面談のあとも内省の習慣が残る。次に会うときは、その続きから始められます。
研修講師・組織開発の方
研修の学びに、日常へ定着していく「続き」をつけられます。
「研修の学びは、現場に戻ると薄れていく」。この声と向き合い続けるのが、この仕事の難しさだと思います。研修後のフォローとしてリフクラのシートを配れば、研修で扱った問いを日々の内省で反すうする期間を、研修とセットで提供できます。企業への本格的なご提案には、法人向けページで料金・投資回収の試算・情報開示の設計をご覧いただけます。
配りたくなったときのために、仕組みを整えてあります。
クライアントに個人で登録してもらう形でも、リフクラは使えます。そのうえで、「セッションの間の内省」までをご自身のサービスの一部として提供したい——そう考えたときのために、シートライセンスをまとめて契約してクライアントに配る仕組みがあります。実務は次のとおりです。
- 料金
- 1シート 月650円(税込)。5シートからご契約いただけます
- 契約
- 商談・書面は不要です。アプリ内で組織を作成し、カード決済で最短当日から。契約条件は利用規約 第24条に明文化されています
- 配布
- メールで招待し、承諾したクライアントにシートを割り当てます
- 入れ替え
- クライアントの契約の開始・終了に合わせて、シートは追加費用なしで付け替えられます
- 経理
- 請求書・領収書は、管理画面からいつでも取得できます
- やめるとき
- 解約はいつでも管理画面から行えます。契約期間の末日まで使えます
「アプリで満足されたら、セッションが減るのでは」という懸念には、こう考えています
まず、日々の内省だけで満ちるご縁は、道具があってもなくても、いずれ自然に完了していくものです。 一方で、セッションの間に内省が続くと、クライアントは材料を持って現れ、変化の実感が積み上がっていきます。実感は、伴走を続ける理由になります。
さらに、セッションの間隔が空いても関係が切れにくくなるため、月1回や隔月といった低い頻度で長く続く契約が組みやすくなります。
頻度を下げても伴走が途切れない構造は、1回ごとの密度と、契約期間の設計の自由度を上げる方向に働きます。セッションを減らす道具ではなく、セッションの単価と間隔を設計し直せる道具、というのが私たちの位置づけです。
まだ確かめている段階でしたら、ご自身の無料アカウントからで構いません
ワークライフコーチングのプログラムを、一緒に届けていきませんか。
リフクラを運営する私たちは、ワークライフコーチングというプログラムを自分たちでも提供しています。 道具を作る会社が伴走の仕事もしているなら、いずれクライアントを取りに来るのではないか。そう見えるかもしれない、と私たちも思います。
私たちの方針は逆です。このプログラムを自社で抱え込むのではなく、伴走する専門職の方とともに届けていく形を考えています。 具体的な形はこれから設計する段階で、条件や時期をお約束できるものは、まだありません。
プログラムに関心のある方も、ご自身の知見や方法論を貸してくださる方も、お話を聞かせてください。
お問い合わせの本文に「ワークライフコーチングの構想について」とお書き添えください

